● 第3回浦安グランドデザイン研究会が開催されました (5月19日)
5月19日(木)19時から21時までの2時間、千葉県浦安市の浦安市市民活動センターにおいて、浦安グランドデザイン研究会の第3回勉強会が行われ、JPFから池田健三郎専務理事、永井裕二研究員補が参加しました。JPFでは、ローカル・マニフェストの調査・研究、作成支援を精力的に行っており、その一環として、千葉県浦安市の有志の皆さんで構成される、浦安グランドデザイン研究会の運営のお手伝いも行っています。なお、ここでいう「グランドデザイン」とは、首長候補者が提示するマニフェストとはやや性質を異にする、いわば「市民が作るマニフェスト」をいいます。
今回の勉強会では、「防災」と「防犯」という視点から浦安市政を見ることにしました。「防災」に関しては細川顕司氏(財団法人市民防災研究所事務局長兼調査研究部長)が、「防犯」に関しては上野菊良氏(浦安三番瀬クリーンアップ大作戦実行委員長)がそれぞれプレゼンテーションを行い、その後、メンバー間で活発な議論が行われました。
「防災」に関して、細川氏は@周辺自治体と比べた場合の浦安市の防災意識の低さ、A防災における取り組みの男女間、世代間での意識の格差などを紹介しました。「防犯」に関して、上野氏から、@住民参加の審議会で作られた防犯に関する条例案をあまり反映していない浦安市の防犯に関する条例、A市民としての責務と、自治会としての責務の両方を負わされている自治会に関する問題などの事例の紹介がありました。
次回の浦安グランドデザイン研究会では、メンバーのプレゼンテーションに加え、浦安グランドデザインをどのような形で掲げるのか、ということに関しても詳しく議論していく予定です。
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