● 都議会議員選挙会派代表公開討論会「Tokyo都政フォーラム2005」が開催されました(6月23日)
東京都議会議員選挙の告示前日である6月23日(木)14時から16時までの2時間、東京都千代田区の青年会議所会館において、会派別公開討論会「Tokyo都政フォーラム2005」が、日本初のローカルパーティーマニフェスト型公開討論会として盛大に開催されました(主催=社団法人東京青年会議所、協力=日本政策フロンティア)。
この討論会については、日本政策フロンティアでは企画段階から、主催者である東京JCに対し、開催に向けた協力を続けてきました。開催準備過程では紆余曲折がありましたが、東京JCの担当者の皆さんによる粘り強い会派への出演交渉が実り、今日の企画実現に至ったものです(協力団体であるJPFからは、池田専務理事、吉川主任研究員、永尾研究員、伊藤研究員補が参加したほか、マスコミ関係者による質疑応答の司会を相澤弥一郎JPF評議員<東京JC副理事長>が担当)。
討論会には、東京都議会の5つの会派、政党の代表者である都議会公明党-橋本辰二郎氏、参議院議員-山口那津男氏、東京・生活者ネットワーク-大河原雅子氏、都議会自民党政調会長-野村有信氏、日本共産党都議団-木村陽治氏、衆議院議員-山口富男氏、民主党参議院議員-鈴木寛氏の7名が参加し、マスコミ関係者や青年会議所関係者、一般参加者など約100名が会場で討論に聞き入りました。
コーディネーターは慶応義塾大学・大学院教授の曽根泰教氏がつとめ、都政について(石原都政への評価、重点政策項目、都議会改革)、そして政党として(地方分権・税財政改革、今後の公約のあり方)の討論が行われました。
討論の冒頭では、コーディネータから各会派に対し、「石原都政の評価が100点満点で何点になるか」をボードに記入して示すよう求めがあり、共産党が「マイナス」、東京ネットが「0点」、民主党が「49点」、公明党が「80点以上」、そして自民党が「90点」となり、それぞれの政党・会派による違いが浮き彫りとなりました。その後の討論では、民主党が「われわれの立場は知事与党ではない。是々非々である」と主張したことに対し、共産党から確認の質問が出されるなど、白熱したやり取りが交わされました。【文・伊藤洋平研究員補】
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